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【鉄道ファン必見】レトロ観光列車「昭和」「あめつち」が走る鳥取 鉄道を「汽車」と呼ぶ地の郷愁

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【鉄道ファン必見】
レトロ観光列車「昭和」「あめつち」が走る鳥取 鉄道を「汽車」と呼ぶ地の郷愁

青いボディーが印象的な若桜鉄道の「昭和」。どこか懐かしい 青いボディーが印象的な若桜鉄道の「昭和」。どこか懐かしい

 地方鉄道の観光列車がヒットする条件として、水戸岡さんは「懐かしさを組み込むこと」を挙げる。「モダンなものは沢山あるが、古いものには人が手間ひまをかけたソフトが組み込まれている。それが心地よい」

 水戸岡さんは若桜鉄道が走る同県八頭(やず)、若桜両町を初めて訪れた際、「すばらしい駅舎に驚いた」という。

 旧国鉄・若桜線は昭和5年に全線開通。若桜鉄道は当時の施設をそのまま残し、約90年前の鉄道の面影が見て取れる。平成20年には終着駅の若桜駅をはじめとする駅舎や橋梁(きょうりょう)など鉄道施設23件が国登録有形文化財になった。

 こうした雰囲気を大事にしようと、「昭和」の運行開始後は沿線町の職員らが水戸岡さんの指示をもとに駅舎などで“レトロ回帰”の作業を進めている。雰囲気にそぐわないモダンな看板や自販機などを別の場所に移し、時刻表を時代感のあるものに変えるなどしている。

 「地方に来る観光客は、ゆったりとした癒やしを求めている。鉄道は交通手段だが、観光資源としては癒やしのツールなのでは」と、八頭町の若桜鉄道運行対策室の担当者はいう。

 旅客収入が減って地域の“お荷物”ともみられた同鉄道だが、観光列車が注目されるようになり、その古さがむしろ地域の“宝”になりつつある。

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