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酷暑「フェーン現象」で気温上昇…湿度が低下し、火災に注意

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酷暑「フェーン現象」で気温上昇…湿度が低下し、火災に注意

午前中に38度を超える厳しい暑さとなった名古屋市内=2日 午前中に38度を超える厳しい暑さとなった名古屋市内=2日

 2日に岐阜県多治見市で40・2度を観測するなど東海を中心に広い範囲で気温が上昇したのは、高気圧に覆われたという気圧配置に加え、日本海側からの乾いた風が暖まりながら山を吹き下りるフェーン現象が起きたためだ。麓では湿度が下がるため、火の取り扱いには注意する必要がある。

 日本の上空にはチベット高気圧と太平洋高気圧が引き続き張り出している。雲ができにくく、日照時間が延びて地表の空気も熱を帯びる。列島は地表から一定の高度まで熱い空気が充満した状態になり、高気圧から下降する気流が地表付近の空気を圧迫することも気温を上昇させている。

 また、2日の濃尾平野周辺では西寄りの風が吹いた。空気は高度が下がると温度が上がる。大陸方面から日本海を抜けてきた風が山を下りながら温度を上げ、麓に吹いたことも気温が上がった一因とみられている。

 もともと多治見市は内陸にあり、熱が周囲に逃げにくい。また2日の明け方までに25・0度までしか気温が下がらなかった。前日の熱気が残り、日中の気温を底上げした面もある。

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