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建設費1兆4千億円超に 北陸新幹線で国交省報告

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建設費1兆4千億円超に 北陸新幹線で国交省報告

 国土交通省は26日、自民党の作業部会で、北陸新幹線金沢-敦賀(福井県)の建設費が現行計画より2260億円増え、1兆4100億円を超える見込みだと報告した。人件費の高騰や消費税率10%への引き上げ、東日本大震災を受けた橋脚などの耐震設計基準の強化による影響を反映した。

 出席した議員からは、国が財源確保のため例年755億円を計上している新幹線整備費に関し、2019年度以降の予算で増額するよう求める声が上がった。JRが国側に支払う新幹線の施設使用料(貸付料)を増やすべきだとの意見も出た。

 同区間は23年春に開業予定。部会の代表世話人を務める岡田直樹参院幹事長代行は会合後、記者団に「予定通りに開業させるため、しっかり財源を措置しなければならない」と強調した。

 建設費の財源には貸付料を充て、残りの3分の2を国が、3分の1を沿線の石川、福井両県が支出する仕組み。上振れで両県は追加の財政負担を迫られる。

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