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【華麗なる宝塚】花組「MESSIAH」男役スター、鳳月杏「救いようのない悪役は難しい」

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【華麗なる宝塚】
花組「MESSIAH」男役スター、鳳月杏「救いようのない悪役は難しい」

 「本当に、救いようのない悪役なんですよ」。そう言ってほほ笑むのは、宝塚歌劇団花組の男役スター、鳳月杏(ほうづき・あん)。

 現在、兵庫・宝塚大劇場で上演されている「MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-」「BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-」に出演中。「MESSIAH-」で演じるのは、松倉勝家。残忍にキリシタンを弾圧する島原藩主だ。

 この役をもらったとき、「うれしかった」という。これまで“共感してもらえる部分がある悪”や“結果的に悪になった”役を演じたことはある。が、“真の悪役”は初めて。

 「こんな悪役を演じてみたかった。新たな引き出しができるので。でも、想像していた以上に、救いようのない悪役は難しいです」

 芝居巧者ゆえ、役がここまでに至った過程や心情を考えてきた。「でも今回はどうして悪に至ったか、など、役の背景や中身を深く考えず、悪くした方が、『島原の乱』へ流れるキッカケになると思うので」。ディズニー・アニメの悪役をイメージし、「表情、色味など分かりやすくインパクトのある役」を目指す。

 稽古場で鳳月の芝居を見たトップの明日海(あすみ)りおに「堂々たる悪役ぶりです。気持ちよくやってくれるほど、(民衆側には)ありがたい」といわしめるほど思い切り演じている。

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