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【関西の議論】市街地至近のダム、新たな観光名所となるか 京都・宇治「天ケ瀬ダム」

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【関西の議論】
市街地至近のダム、新たな観光名所となるか 京都・宇治「天ケ瀬ダム」

 黒部ダムも6月26日~10月15日に行う「観光放水」の期間中、立山黒部アルペンルートを通じて見学に訪れる観光客は約50万人。4~11月の観光シーズン中では約100万人になる。

放流タイミングなど課題

 市街地に近いという希少性がある天ケ瀬ダムだが、課題もある。放流する時間帯が不透明なのだ。「事前に放水の日時が分からないとツアーの募集をかけられない」と脇社長。さらに放流中は発電ができないため、関電の協力はもとより、ダムを管理する淀川ダム統合管理事務所との調整が必要になる。

 安定的にツアーを行うためにも、連絡体制の構築など関係機関のシステムづくりが求められる。参加者の安全対策や案内役など管理上の調整も欠かせない。

 同管理事務所によると、天ケ瀬ダムでは上流の琵琶湖の水位が降雨などで上がると、それに合わせて放流される仕組み(通常放流)になっており、頻度は年間50~100日だという。澤村滋男副所長は「他のダムと比べても通常放流が多いダム。ダムの役割を広く知ってもらうためにも、見学者が来るタイミングに合わせる観光放流の実現に向け、できるだけの協力はしたい」と話す。

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