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【関西の議論】市街地至近のダム、新たな観光名所となるか 京都・宇治「天ケ瀬ダム」

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【関西の議論】
市街地至近のダム、新たな観光名所となるか 京都・宇治「天ケ瀬ダム」

 天候不良の日もあり、4回の参加者は計133人。居住先の内訳は宇治市内24%、同市を除く京都府内46%、大阪府18%、滋賀県5%-など。参加者からは「間近で見る放流は迫力があった」「普段入れない場所に立ち入れて満足」といった声が聞かれた。アンケート(122人が回答)では、80・3%が満足と答え、96・8%が「家族や友人にダム見学を勧める」と回答した。

 脇社長は「天ケ瀬ダムが観光施設として需要があることは分かった。ダム観光は京都市内にはないアイテム。うまく京都の観光客を取り込む方法を考えたい」と意気込む。

国も「ダム観光」推進

 ダムは治水、発電、環境保全が大きな役割のインフラ設備だが、国交省は「国民に生活インフラの重要性を認識してもらえる」として、「ダムツーリズム」を推奨。年に4回、パンフレット「ダムを見に行こう」を発行し、旅行代理店などとタイアップしてダムツアーを紹介している。

 同省が管理する治水が主な目的のダムは全国558カ所。発電や工業・農業用のダムなどを含めると1千カ所以上のダムが存在するとみられる。

 インターネット上での人気ランキングで1、2位を争う観光客を集めるのが、宮ケ瀬ダム(神奈川県)と関西電力の黒部ダム(富山県)だ。

 相模原水系広域ダム管理事務所によると、宮ケ瀬ダムの観光放流(4~11月)に訪れる観光客は約10万人(29年)で、周辺の観光施設を加えると約200万人(26年度)に及ぶ。「ダムの放流観光として注目を集め、ここ2、3年で倍増した」(同管理事務所)という。

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