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【浪速風】北朝鮮の核疑惑 「ああ、猫かぶってたんや」(7月21日)

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【浪速風】
北朝鮮の核疑惑 「ああ、猫かぶってたんや」(7月21日)

共同声明に署名後、握手する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=6月12日、シンガポール(ロイター) 共同声明に署名後、握手する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=6月12日、シンガポール(ロイター)

 シンガポールでの米朝首脳会談の前、落語「三枚起請(きしょう)」を当欄で引いた。結婚を誓う起請文を、この客にもあの客にも渡していた遊女の話。男たちに詰め寄られた遊女は開き直ってこういった。「だますのん商売にしてまんねやで」。桂米朝さんの語りで。

 

 ▼北朝鮮は「朝鮮半島の非核化」をいってきたが、さてさてどうなのか。米国のメディアや研究機関によって、北の「疑惑」が次々と明るみに出ている。核弾頭を隠そうとしたり、ミサイルの部品を製造する施設の拡張工事を進めたり、の疑惑である。カンソンと呼ばれる秘密のウラン濃縮施設の情報も伝わってきた。

 

 ▼指導者が韓国やシンガポールでやたらと振りまいていた笑顔は、何だったのか。えー、お笑いをもう一席。ある問屋に女性が奉公に来た。まじめな仕事ぶりで信頼されるが、猫を捕まえて血を飲むという悪弊があった。正体がばれ、番頭があきれていう。「ああ、猫かぶってたんや」(「仔猫(こねこ)」)。

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