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日本触媒爆発で元課長ら3人有罪 神戸地裁

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日本触媒爆発で元課長ら3人有罪 神戸地裁

 兵庫県姫路市の日本触媒姫路製造所で平成24年、消防隊員1人が死亡、従業員ら36人が負傷した爆発事故で、業務上過失致死傷罪に問われた製造所の当時の課長、本藤昌宏(もとふじまさひろ)被告(62)ら3人の判決公判が19日、神戸地裁で開かれ、小倉哲浩(あきひろ)裁判長は本藤被告に禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)を言い渡した。

 当時の主任技術員、宗近史郎(むねちかふみお)被告(61)と現場のアシスタントリーダー、明神英雄(みょうじんひでお)被告(49)はそれぞれ禁錮1年6月、執行猶予3年(同1年6月)と禁錮8月、執行猶予3年(同1年)。

 労働安全衛生法違反罪に問われた同社は求刑通り罰金50万円とした。

 小倉裁判長は判決理由で「危険物を貯蔵するタンクに対する(3被告の)安全管理意識が希薄。社の体制も問題」と非難。「無関心といえるほど危険回避措置を怠った」と指弾した。

 判決によると、3人は24年9月29日午後2時半ごろ、同製造所内のタンクを爆発させ、消防隊員らを死傷させた。

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