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【ロシアW杯】頭突き、内乱、星座占いを経てつかんだ世界の頂点…フランス20年ぶりの戴冠

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【ロシアW杯】
頭突き、内乱、星座占いを経てつかんだ世界の頂点…フランス20年ぶりの戴冠

選手らに胴上げされるフランスのデシャン監督(AP) 選手らに胴上げされるフランスのデシャン監督(AP)

 若いフランスは一致団結していた。それが過去数大会のチームとは明らかに違っていた。

 2006年のドイツ大会。今回の「おっさんジャパン」と同様に高年齢の選手が多かったチームは自国のファンから揶揄(やゆ)されていたが、同大会限りでの引退を表明していたジダンを中心にまとまり、決勝に駒を進めた。しかし、イタリアとの決勝では、そのジダンが頭突きで退場となり、頂点を逃した。

 10年南アフリカ大会は、チーム内で“内乱”が勃発。粗暴な言動が多かったアネルカが追放され、チームを率いていたドメネク監督の求心力も一気に低下した。チームは1勝も挙げられないまま1次リーグで敗退し、同監督は「星座占いによって選手を起用している」など不名誉な噂を立てられた。

 14年ブラジル大会は8強入りしたものの、準々決勝で優勝したドイツに0-1で敗れた。それから4年。若い選手を中心に生まれ変わったフランスは堅い守りとスピードを生かしたカウンターを武器に、自国開催の1998年大会以来20年ぶりとなる頂点に立った。

(W杯取材班)

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