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【WOMEN】働くシングルマザーの6割以上が就労年収250万円未満の「ワーキングプア」

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【WOMEN】
働くシングルマザーの6割以上が就労年収250万円未満の「ワーキングプア」

 シングルマザーの支援団体「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西」が昨年行ったアンケートで、働いているシングルマザーの約63.5%が就労収入年250万円未満の“ワーキングプア”だ-との結果が出た。介護職や看護助手の場合、正社員であっても年収は低く、仕事の掛け持ちや残業などで疲弊する女性たちの姿も浮かび上がった。

「先々の教育費を考えると…」

 大阪府羽曳野市の女性(42)は9年前に離婚し、中学3年の長男と中学1年の長女を育てながら、金属加工業の現場でパート従業員として勤務している。フルタイム勤務でも収入が足りないため、毎日2時間残業し、帰宅するのは午後7時半。すでに子供たちは自分で夕食を作って食べ、塾や習い事に行っている。翌朝は午前5時に起きて子供たちの弁当を作る。

 「収入は増えないし、パートなので月によってばらつきもある。先々の教育費を考えると不安です。18歳になったら児童扶養手当も支給されなくなるし…」

 女性が離婚したとき、長女はまだ4歳だった。急な病気などへの対応ができるよう、正社員はあきらめ、パートタイム勤務を続けた。元夫からの養育費や子供の奨学金、実家に助けてもらうなどして生活を成り立たせてきた。「今は子供が大きくなってきたので、正社員の道もあるかなと思うのですが、自分の年齢が上がったため、採用されにくい」とため息をついた。

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