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工藤会事件、組員に懲役20年求刑 建設会社会長射殺 「細分化した役割分担で極めて計画的に実行」

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工藤会事件、組員に懲役20年求刑 建設会社会長射殺 「細分化した役割分担で極めて計画的に実行」

 北九州市で平成23(2011)年、建設会社会長内納敏博さん=当時(72)=が射殺された事件などで、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪などに問われた特定危険指定暴力団工藤会系組員の矢沢慶一被告(31)の公判が10日、福岡地裁(足立勉裁判長)で開かれ、検察側は懲役20年を求刑した。弁護側が改めて無罪を主張し結審。判決は10月9日。

 検察側は論告で、内納さんは工藤会トップの野村悟被告(71)と親交があり、関係を断ち切ろうとしていたとした上で「意に沿わない者は徹底的に力で屈服させるという特有の論理に基づく犯行」と指摘。多数の組員を動員し、細分化した役割分担の下で極めて計画的に実行したと述べた。

 被告については、組幹部の指示で内納さんの行動を確認したとした。

 弁護側は最終弁論で「目的を知らなかった」とし、共謀を否定。ほかに起訴された元福岡県警警部銃撃や、暴力団員の入店を禁じる「標章」を掲示したスナックの女性経営者らが襲撃された事件も同様に否認した。

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