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【西日本豪雨】「特別警報」前に被害…災害情報伝達の難しさ浮き彫りに

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【西日本豪雨】
「特別警報」前に被害…災害情報伝達の難しさ浮き彫りに

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 今回の豪雨をめぐり気象庁は、過去最多の計11府県に大雨特別警報を発令。各自治体も住民に避難指示を出して対応した。ただ、愛媛県では特別警報の発令前に大きな被害が出たほか、広島県などでは夜間に避難指示が出され、周囲の状況を把握できないまま避難を余儀なくされた人もいたなど災害情報の伝達をめぐる課題が浮き彫りになった。

 気象庁は九州・中国地方で雨が強まっていなかった5日午後の段階で「同じ場所で大雨が長期間にわたって降る」と警戒を呼び掛けた。その後、同庁は6日午後5時10分ごろに福岡、佐賀、長崎の3県で、午後7時40分ごろには広島、岡山、鳥取の3県で、それぞれ大雨特別警報を発令。各自治体も避難指示を出した。

 40人以上の犠牲者が出た広島県の多くの地域では、6日午後6時~9時台に避難指示を出した。県内自治体の担当者は「避難勧告・指示は基準に基づき適切に行っていた」と話すが、このときすでに住宅に土砂が流れ込んだなどの通報が相次いでいた。川の堤防が決壊し、20人近くが死亡した岡山県倉敷市真(ま)備(び)町(ちょう)では、避難指示が出たのは6日深夜から7日未明だった。

 特別警報については、愛媛県は8日朝に発令。すでに土砂崩れに巻き込まれたり、濁流に流される災害が相次いだ後だった。

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