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【浪速風】オウムに破防法を適用すべきだった 教祖ら7人死刑執行も残る懸念(7月6日)

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【浪速風】
オウムに破防法を適用すべきだった 教祖ら7人死刑執行も残る懸念(7月6日)

平成7年9月、移送される麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚=警視庁 平成7年9月、移送される麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚=警視庁

 「人類の歴史で、これほど人間に対して冷やかな感情を共有して人を殺戮(さつりく)した集団はなかった」と司馬遼太郎さんは書いた。理由らしい理由もなく、無差別だった。「しかも、たれもが本来、常人だった。教祖をのぞいてだが」(風塵抄「“オウム”の器具ども」から)

 ▼教祖だった麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚の死刑が執行された。6人の信者も同時に。地下鉄サリン事件をはじめオウム真理教による一連の犯行は、わが国の犯罪史上でも、その凶悪さと規模は未曽有である。区切りだが、忘れてはならない。なぜこのような狂信的な集団が生まれたか。

 ▼オウムは「ポア」と称する教義で殺人を正当化した。人間の業(ごう)を救済してやるのだ-と。教祖が「ポアしよう」と言えば、マインドコントロールされた信者は従った。なんとおぞましい。はたして根絶やしされただろうか。いつか、オウムに破壊活動防止法を適用しなかったことを後悔しなければいいが。

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