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【衝撃事件の核心】四半世紀も監禁された息子 親の責任感と孤立の末

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【衝撃事件の核心】
四半世紀も監禁された息子 親の責任感と孤立の末

内部におりが設置されていたプレハブ倉庫=兵庫県三田市 内部におりが設置されていたプレハブ倉庫=兵庫県三田市

20年以上前に市職員も「おり見たはず」 

 今回の事件は、今年1月に市職員がおりの中の長男と面会したのを機に発覚したとされる。ところが法廷での父親の証言によると、父親は三田に転居した約2年後に長男の障害について市に相談しており、当時自宅を訪問した市職員も、おりの中の長男の様子を確認していたはずだという。

 弁護士「三田ではなぜプレハブを建てたのか」

 父親「部屋で跳ねるし、あまりにもうるさかった。近所から苦情も相次いだ。プレハブの中のおりに入れれば、少しは収まるかと思った。材料を買って私が作った」

 弁護士「(長男を)病院に連れて行ったことは」

 父親「転居後2~3回行っただけ。妻もパートで働いており、車で病院へ行くことが負担だった」

 弁護士「(1月以前に)市職員が自宅を訪問したことは」

 父親「(転居から約2年後の)平成5年ごろに職員2人が長男との面会で自宅を訪れた」

 弁護士「市は記録上、おりの中の長男は確認していないと言っているが」

 父親「自分の記憶ではおりの中の長男を見ている」

 弁護士「その後の職員らの対応は」

 父親「文書などが送付されてくると思っていたが、何もなかった」

一家の異変…周囲も認識

 父親は1月に市職員と面会した際、長男の世話に加え、末期がんで闘病中の妻の介護で憔(しょう)悴(すい)しきっていた。そうした状態になるまで、福祉施設への入所を行政に相談しなかった理由について、父親はこう続ける。

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