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【衝撃事件の核心】四半世紀も監禁された息子 親の責任感と孤立の末

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【衝撃事件の核心】
四半世紀も監禁された息子 親の責任感と孤立の末

内部におりが設置されていたプレハブ倉庫=兵庫県三田市 内部におりが設置されていたプレハブ倉庫=兵庫県三田市

 それでも、劣悪な環境によって長男の腰はくの字に曲がり、目はほとんど見えなくなっていた。障害者手帳を持っていたが、最近は病院で治療を受けたり、福祉サービスを頼った形跡はなかった。

転居前の大阪でも「座敷牢」

 長男は父親と母親、きょうだいとの5人暮らしだったが、母親は市職員との面会当時、すでに末期がんだった。面会4日後の1月22日には、虐待を受けた疑いがあるとして、市が父親の了承のもと、長男を県の福祉施設に入所させた。母親は1月末に亡くなった。父親は4月7日に長男を監禁した疑いで県警に逮捕された。

 6月19日には神戸地裁で初公判が開かれ、父親は長男が福祉施設に保護されるまでの生活実態を赤裸々に語った。

 弁護士「長男の障害に気づいたのはいつごろか」

 父親「2歳くらいの時」

 弁護士「長男とどのようなコミュニケーションをとっていたのか」

 父親「言葉が話せないのでコミュニケーションは一度もない。(長男に)喜怒哀楽はあるが、普通の人と違い、何か理由があって笑ったり泣いたりはしない」

 一家は平成3年に大阪市内から三田市に転居。長男の閉じ込めは大阪時代に始まっていた。

 弁護士「(大阪で)どのような生活をさせていたのか」

 父親「当初は一人部屋で生活させていた。暴れて妻の腕を噛んだりひっかいたりしたため、大工に頼んで『座敷牢』のようなものを作り、自分が留守の間はその中に入れていた」

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