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【浪速風】モリ・カケ「自分の目で確かめたか?」命日に想うジャーナリスト・梅棹さんの教え(7月3日)

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【浪速風】
モリ・カケ「自分の目で確かめたか?」命日に想うジャーナリスト・梅棹さんの教え(7月3日)

梅棹忠夫さん 梅棹忠夫さん

 国立民族学博物館の初代館長を務めた梅棹忠夫さんが亡くなって今日で8年になる。民族学や文明学に大きな足跡を残した「知の探検家」は、一面で優れたジャーナリストでもあった。常々「自分の足で歩いて、自分の目で見て、自分の頭で考える、これが大事や」と言った。

 ▼「日本では、ジャーナリズムの論調は、すべてが自己批判的である。その傾向は、しばしば『進歩的』であるほどつよい。自虐的でさえある」。昭和30年にインド、パキスタン、アフガニスタンを旅して、「いちじるしく自己礼賛的」と感じたインドの新聞と対比した。その傾向は一部の新聞やテレビでより強くなっている。

 ▼独善的で執拗な「モリ・カケ」報道や、米朝首脳会談での「日本は蚊帳の外」論…。結果、新聞離れが進み、麻生太郎財務相に「新聞を読まない人は全部自民党(の支持)だ」と言われても反論できない。梅棹さんの教えをかみしめたい。「君、それ自分で確かめたか?」

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