産経WEST

女児強制わいせつ事件、豊田市教委の過失認定 名古屋地裁岡崎支部

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


女児強制わいせつ事件、豊田市教委の過失認定 名古屋地裁岡崎支部

 愛知県豊田市の市立小で平成26年、男性教諭=懲戒免職=が4年女児の下半身を撮影した強制わいせつ事件の原因は、市教育委員会や校長が指導監督を怠ったためとして、女児の両親が市に600万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁岡崎支部は2日までに、市教委の過失を認める一方、元教諭が既に弁済したとして請求を棄却した。判決は6月29日付。

 長谷川恭弘裁判長は判決理由で「市教委は前任地での問題行動から、教諭が女児に性的な行為をする恐れを予見できた」と指摘。「配置を検討し、適切に監督するよう校長に指導するべきだった」と過失と安全配慮義務違反があったと認めた。

 損害賠償については「200万円の賠償義務を負うが、支払い済みの示談金300万円で弁済された」と判断した。

 判決によると、元教諭は24年に勤務先の中学校で女子生徒の体を触ったとして学校の調査を受け、市教委は事情を知りながら翌25年4月に同小へ配属。元教諭は特別支援学級の担任だった26年10月、女児の下半身を撮影した。28年12月、強制わいせつ罪で有罪判決を受け、確定した。

「産経WEST」のランキング