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血液製剤の不正製造受け化血研の新会社スタート、主要事業引き継ぐ 熊本

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血液製剤の不正製造受け化血研の新会社スタート、主要事業引き継ぐ 熊本

 血液製剤の不正製造問題を受け、一般財団法人の医薬品メーカー「化学及血清療法研究所」(化血研、熊本市)は2日、新会社「KMバイオロジクス」に主要事業を譲渡、新会社の看板の除幕式が開かれた。

 新会社は明治グループと熊本県内の企業、県が共同出資する株式会社で、血液製剤やワクチンの製造事業などの譲渡を受けた。熊本市北区の化血研の建物などはそのまま使い、約1900人の従業員も移る。

 化血研は今後、市内の別の場所に新たな拠点を設け、大学・医療機関の研究助成や、血液や感染症の研究者を表彰する事業を新たに担う。薬害エイズ訴訟で平成8年に和解した被害者への支援も引き継ぐ。

 不正製造問題は27年に明らかになり、国が組織の抜本的見直しのため化血研に事業譲渡を求めていた。新会社の議決権比率は明治グループが49%、県内7企業が49%、県が2%。

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