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【関西の議論】中国産「漆」に待った 日本の宝は国産で守る…発祥の地、奈良・曽爾(そに)村の挑戦

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【関西の議論】
中国産「漆」に待った 日本の宝は国産で守る…発祥の地、奈良・曽爾(そに)村の挑戦

不安定な足場の上で行われる漆の採取作業=昨年9月、奈良県曽爾村(漆ぬるべ会提供) 不安定な足場の上で行われる漆の採取作業=昨年9月、奈良県曽爾村(漆ぬるべ会提供)

継続的な植樹必要

 「日本の宝物は日本の素材で守るべき。素材がないと伝統技術も失われる。そこに危機感を持っている」と並木さんは言う。

 漆は成木になるまで10~15年かかる上、一度漆を採取した木は切り倒してしまう。そのため、国産漆の安定的な生産には、今より地域を拡大して植樹活動を続ける必要がある。

 現在活動している同会員は地区の約20人。なんとか村の取り組みや村産漆の存在を県内外にPRしようと、村では紅葉した柿の葉に村産漆を塗った漆器「葉の器」を製作。新たな特産品として売り出している。

 松本会長は、「今はまだ塩井地区の小さな取り組みだが、村全体や近隣市町村を巻き込み、国産漆の復興を支えたい」と強い決意をにじませた。

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