産経WEST

【自殺偽装殺人】母親にも睡眠薬混入か 死亡の弟「気をつけろ」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【自殺偽装殺人】
母親にも睡眠薬混入か 死亡の弟「気をつけろ」

送検される足立朱美容疑者(中央)=21日午後0時15分、大阪市中央区(須谷友郁撮影) 送検される足立朱美容疑者(中央)=21日午後0時15分、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

 堺市中区の事務所兼住宅で3月、練炭自殺を装い実弟を殺害したとして、姉の建設会社役員、足立朱美容疑者(44)が逮捕された事件で、当時この住宅にいた母親(67)も、意識もうろうの状態になっていたことが20日、大阪府警捜査1課への取材で分かった。

 母親は足立容疑者に差し出された飲み物を飲んで「眠くなった」と説明。捜査1課は弟に対する自殺工作に気づかれないようにするため、足立容疑者が飲料に睡眠薬を混入した可能性があるとみて調べている。

 死亡したのは、弟の聖光(まさみつ)さん(40)=同市南区。3月27日午後、足立容疑者の父親が経営する会社の事務所兼住宅の2階トイレ内で倒れ、死因は練炭による一酸化炭素中毒だった。遺体からは足立容疑者が処方されていた睡眠薬と同じ成分が検出された。

 同課によると、この日は足立容疑者と聖光さん、母親の3人がこの住宅にいた。足立容疑者から連絡を受けて駆け付けた聖光さんの妻が、居間で母親が意識もうろう状態で横たわっているのを発見。ろれつも回っていなかった。

 母親は「(足立容疑者が作った)抹茶オレを飲んで眠くなった」と説明。聖光さんを、実家であるこの住宅に呼んだ記憶もなかったが、足立容疑者からは、母親自身が実家へ来るよう伝えていたと聞かされていたという。

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング