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【熊本地震】ブロック塀倒壊で男性圧死、遺族が提訴 所有者側は棄却求める

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【熊本地震】
ブロック塀倒壊で男性圧死、遺族が提訴 所有者側は棄却求める

 平成28年の熊本地震で倒壊したブロック塀の下敷きとなり死亡した熊本市の坂本龍也さん=当時(29)=の遺族と、脚に重傷を負った同僚女性(59)は20日までに、塀を所有する男性らに慰謝料など計約6800万円の賠償を求めて熊本地裁に提訴した。同日の第1回口頭弁論で、男性側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、熊本地震の前震が起きた一昨年4月14日夜、坂本さんは熊本県益城町の知人宅で、隣に住む男性方のブロック塀が崩落したため圧死。同僚女性は脚を粉砕骨折した。男性は、自宅敷地の境界付近に高さ約2メートルの擁壁を造成し、その上に高さ約2・15メートルの塀を設けていた。

 原告側は「塀の強度を確保しておらず、基礎工事もしていない」として、建築基準法の要件に沿った安全措置を講じていなかったと主張している。

 遺族らは昨年10月、過失致死傷容疑で男性を熊本県警に告訴した。

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