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【衝撃事件の核心】「タートルショック」カメ1匹40万円、カワウソ100万円…密輸絶えない希少野生動物

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【衝撃事件の核心】
「タートルショック」カメ1匹40万円、カワウソ100万円…密輸絶えない希少野生動物

 関係者は「ブローカーからすれば、サイテス1に載った種は、逮捕リスクが高い一方、多額の利益をもたらすうまみも併せ持つ」と分析する。

希少なほど高値で販売も

 経済産業省によると、ワシントン条約の規制に当たるとして、29年に全国の税関で輸入が差し止められた生物や製品は803件あり、前年の723件と比べて11%増加。このうち生物は180件で、過去5年で最多となっている。

 日本動物園水族館協会(JAZA)によると、近年では東南アジアからの密輸が多く、驚くほど安い値段で動物を購入できるという。

 仮に税関を通過できれば、数十万円から数百万円単位の高値で取引されるため、密輸者にとってはリスクを冒すだけのメリットがあるわけだ。

 昨年10月には、タイの市場でカワウソ10匹を日本円で約3万3千円で購入し、国外に持ち出そうとしたとして、日本人の女子大生が現地当局に拘束された。カワウソは日本では1匹あたり約100万円で取引されるケースもあるという。

密輸動物の行方は

 密輸が発覚し、保護された生物たちはその後、どこに行くのか。JAZAによると、ワシントン条約の対象となる動物は原則、輸入元の国に送り返されるが、相手国の飼育環境が整っていなければ、日本国内で保護されることになる。

 こうしたケースでは、経産省から依頼を受けたJAZAが、全国の動物園や水族館に問い合わせて受け入れ先を探す。

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