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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】狂いはじめた歯車……電鉄、球団、監督の三位一体で苦境脱出を

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
狂いはじめた歯車……電鉄、球団、監督の三位一体で苦境脱出を

【プロ野球交流戦阪神対ロッテ】12回、厳しい表情で試合を見つめる阪神・金本知憲監督(中央)=甲子園球場(撮影・河田一成) 【プロ野球交流戦阪神対ロッテ】12回、厳しい表情で試合を見つめる阪神・金本知憲監督(中央)=甲子園球場(撮影・河田一成)

 苦しむ虎に劇薬はありません。阪神・金本知憲監督(50)が成すべきことは初志貫徹。2015年10月19日の監督就任会見で自らが語った指針を貫くことです。阪神は交流戦突入後も4勝9敗で11位、セ・リーグでは5位に転落(14日現在)です。若手野手の伸び悩みに加え、投手陣も崩れてきました。さらに12日には球団スコアラーが仙台市内で盗撮で現行犯逮捕されるという衝撃的な事件まで…。全てに歯車が狂い始めたチームを立て直すには初心を貫くことしか道はありません。そうでないと金本阪神を誕生させた意義すら見失いますね。

 全ての歯車が狂い初めています。交流戦に突入後もチームは浮上する気配がなく、あと4試合(楽天3連戦、雨流れのロッテ1試合)を残した段階で4勝9敗。12球団中11位です。つまり最後の交流戦の3連戦である楽天戦(仙台・楽天生命パーク)は“最下位決定戦”という妙な緊張感が漂う試合となってしまったのです。

 交流戦に入ってチーム打率は・262と上向いてきました。その前のリーグ戦よりも安打は出るようになったのです。しかし、チーム得点49は楽天の34につぐ11位。要するにチャンスでタイムリーが出ない。本塁打数6本も12位でソフトバンク、西武の20本とは大きな差です。チャンスに打てず、長打力も乏しい…となれば得点能力も上がってきません。

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