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三セク鉄道「観光列車」次々導入…地域の魅力発信 観光客呼び込み生き残り

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三セク鉄道「観光列車」次々導入…地域の魅力発信 観光客呼び込み生き残り

 「地域の足」としてローカル鉄道を運行する第三セクター鉄道会社(三セク鉄道)が、意匠をこらした車内で沿線の景色や食事を楽しむ「観光列車」を次々と導入している。通勤・通学客が減少し、苦しい経営を余儀なくされる三セク鉄道が多いなか、鉄道を通じて地域の魅力を発信し、観光客を呼び込むことで生き残りを図ろうという狙いがある。(前川康二)

田園風景を堪能

 鳥取県東部の山あいを走る若桜(わかさ)鉄道の若桜駅(同県若桜町)に3月4日、鉄道ファンらが集結した。お目当ては、この日運行を開始した観光列車「昭和」(1両編成)。終点の郡家(こおげ)駅(同県八頭(やず)町)まで19・2キロにわたって乗務員から周辺の観光スポットなどの説明を受けながら、沿線に広がる田園風景を堪能した。

 「昭和」は昭和62年の開業時に導入した車両を改造。車体は沿線を流れる川をイメージした青色とし、内装には木をふんだんに使って昭和レトロ感を演出している。関連グッズの販売や乗務員のガイドつきで毎週日曜日に1往復運行し、すでに9月末まで予約が埋まっているという。

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