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南さつま市長、不起訴不当 選挙ビラ巡り鹿児島検審

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南さつま市長、不起訴不当 選挙ビラ巡り鹿児島検審

 昨年11月の鹿児島県南さつま市長選を巡り、落選した旧笠沙町(現南さつま市)長の中尾昌作氏(64)が、公選法違反(虚偽事項公表)などの疑いで現職の本坊輝雄市長(62)を告訴し、鹿児島地検が不起訴処分とした後、鹿児島検察審査会が不起訴不当と議決していたことが14日、分かった。

 中尾氏によると、本坊氏側が配布した選挙ビラの一部に、旧笠沙町で平成17年1月に取りざたされた高レベル放射性廃棄物処分場の記載があり、中尾氏が町内に誘致を表明したと書かれていた。中尾氏は、誘致を正式に表明しておらず、選挙に多大な影響を与えたとして本坊市長とビラ頒布責任者の70代男性を今年2月末に告訴した。

 地検は3月末、「嫌疑なし」として不起訴処分とした。中尾氏の申し立てに検審は「(本坊氏側は)条例で誘致が不可能と知りながら記載せず、事実をゆがめた」と指摘、「選挙に多大な影響を与えた可能性は否定できない」として、今月7日付で不起訴不当と議決した。

 本坊氏側は「結果を詳しく把握しておらず、何とも言えない」としている。

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