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【ボクシングの裏話】元プロはお断り…東京五輪目指す世界4団体王者に「アマの壁」

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【ボクシングの裏話】
元プロはお断り…東京五輪目指す世界4団体王者に「アマの壁」

 日本ボクシング初の世界主要4団体制覇を成し遂げ、2020年東京五輪挑戦を宣言している高山勝成(35)の前に“難敵”が立ちはだかっている。アマチュアを統括する日本ボクシング連盟が元プロのアマチュア選手登録そのものを拒んでいるからだ。五輪のボクシングは16年リオデジャネイロ大会からプロの参加が解禁されている。高山は国際ボクシング協会(AIBA)や日本オリンピック委員会(JOC)に掛け合って道を探っているが、日本連盟との溝は埋まっていない。(大宮健司)

東京五輪を目指し、練習を続けている高山勝成選手(右) 東京五輪を目指し、練習を続けている高山勝成選手(右)

署名集めるも門前払い、埋まらない日本連盟との溝

 「東京五輪は憧れ。自分の活動が競技普及と発展につながると信じている」。5月、大阪市内で会見した高山は、訴えるように胸中を語った。

 高山は世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)の王座を全て制したミニマム級の第一人者。30歳で高校へ入学し、教員を目指して学生と世界王者の“二足のわらじ”を履いたことでも注目された。

 高山は名古屋産業大へ進学した昨年4月、プロ引退と東京五輪挑戦を表明。アマ選手登録を申請したが、「五輪はアマの大会」と位置づける日本連盟は受理を拒んだ。高山が今年3月、五輪挑戦を支持する2万5千筆を超える署名を持参した際も、門前払いされたという。

集まった2万5千筆を超える署名を手にする高山勝成 集まった2万5千筆を超える署名を手にする高山勝成

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