産経WEST

【虎のソナタ】キリキリ胃が痛む阪神戦 1年前の楽勝はどこに置き忘れたのか

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【虎のソナタ】
キリキリ胃が痛む阪神戦 1年前の楽勝はどこに置き忘れたのか

試合に勝利し、鳥谷を迎える金本監督=甲子園球場 試合に勝利し、鳥谷を迎える金本監督=甲子園球場

 南太平洋のタヒチで強烈な色調で女性を描いたゴーギャン(仏・画家)は「快楽のわかる女と一緒にいると私はその倍の快楽をおぼえる」と言っている。

 そのぐらいの女性観を堂々と言ってみたいがいちいち血圧をはかっているようではとても無理なのだ。これはどこからくるのか? と思ったら交流戦が始まってからキリキリと胃が痛み出した。

 どう考えても原因は最近の阪神の試合なのだろう。

 だが、若きエース、年俸4100万円の秋山拓巳が5億円の大エース金子千尋と対等以上に堂々と圧倒していたので、なんとなくゲップが出たような気分になっていた。が、34歳の金子も緩急はさすがだ。気負いこんで目を血走らせてハァハァと迫っていく若虎打線を触れなば落ちんという風情でかわしていくのだ。

 「実は…」とトラ番キャップ阿部祐亮が苦笑しながらこんな電話をくれた。「スコアブックに先発メンバーを書き込みながら、オリックスの9番を思わず書き損なってしまいました」だと。

 投手金子千尋…と書くべきだが金子「千琴」と書いてしまってあわてて訂正したのです。千琴(ちこと)とは阿部記者の愛妻の名前なんです。

 日頃から阿部家の力関係はどういうことになっているかは触れない。ただし、結婚前と現在ではかなり形勢は逆転していると思われる。それが思わず愛妻の名前を書き込むことになったのだ。

続きを読む

「産経WEST」のランキング