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【銀幕裏の声】「イーストウッドには負けない!」“寅さん”の名匠、山田洋次監督が語る家族映画論

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【銀幕裏の声】
「イーストウッドには負けない!」“寅さん”の名匠、山田洋次監督が語る家族映画論

家族会議の演出をする山田洋次監督(中央) (c)2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会 家族会議の演出をする山田洋次監督(中央) (c)2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会

 山田監督の答えは、寅さんや釣りバカ、サラリーマン専科、そして家族はつらいよシリーズを見れば自(おの)ずと理解できる。ただ、この方程式を成立させることは容易ではない。シリーズ化されることなく消えていった作品は、邦画史の中で数え切れない。

 山田監督のシリーズもので、忘れてはいけないのがもう一つ。「たそがれ清兵衛」など作家、藤沢周平の小説を原作に3部作を手掛けた時代劇シリーズだ。

 新作の構想はあるのか?

 「もちろん撮りたい。だが、時代劇はセットなどが大掛かりになり、現代劇に比べて製作費が5、6割は増えてしまう。だから、なかなか自由に撮れない。それに年齢の心配がね…」と語る山田監督に、「88歳のクリント・イーストウッド監督は、まだ元気に撮り続けていますよ?」と言うと、「そうですね。イーストウッドには負けたくないね。彼よりも長く撮らないと」と語った。

 86歳となった名匠の創作意欲はまだまだ尽きそうにない。

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