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「大きくなってね」アマゴ稚魚1万匹放流 三重・いなべ

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「大きくなってね」アマゴ稚魚1万匹放流 三重・いなべ

ピチピチ跳ねるアマゴの稚魚を放流する子供たち ピチピチ跳ねるアマゴの稚魚を放流する子供たち

 魚が飛び跳ねる豊かな川を蘇らせようと、三重県いなべ市北勢町の小原一色川で2日、アマゴの稚魚約1万匹の放流が行われた。参加した子供たちは「大きくなってね」と声をかけながら稚魚を清流に放った。

 地元の小原一色自治会が、四日市市の植物活力液メーカー「フローラ」と協力して毎年、実施しており10回目。

 放流したのは、同社と魚の成長促進などで共同研究している和歌山県新宮市の近畿大水産研究所で約1年かけて育てられた体長約8センチの稚魚。地元の親子連れら約100人が同川上流部に集まり、稚魚をバケツに入れ、数カ所に分かれて放流した。子供たちは歓声を挙げながら、ピチピチはねるアマゴを放っていった。

 津田学園中学サイエンスクラブの1年、内山佳香さん(12)は「初めて見るアマゴだったけど勢いよく跳ねて楽しかった」。同社の川瀬善業社長(69)は「50年前はナマズの仲間のアカンザやドンコ、ウナギなどたくさんの魚がいたが、今は激減している。この放流を今後も長く続けアマゴも増やしていきたい」と話していた。

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