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【関西の議論】受刑者への「頭髪指導」は違法? 髪を伸ばしたい男の訴えの行方は

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【関西の議論】
受刑者への「頭髪指導」は違法? 髪を伸ばしたい男の訴えの行方は

 仮釈放の準備の必要があったり、残りの刑期が3カ月以内となったりした場合は「中髪刈り」(頭頂部の髪の長さが約5センチ。頭頂部に至るに従い丸みを持たせながら刈る)を参考に、調えることもできるとしている。

 一方、女性受刑者については「華美にわたることなく、清楚な髪形」(訓令)とされており、大阪拘置所では、これを受けて、編み込み型▽束ね方▽ショートカット-のうち本人が希望する髪形にすると定めている。

男女不平等?社会復帰に影響?

 こうした規定について、男はさまざまな角度から反論を試みた。

 (1)最も犯罪傾向の進んだ死刑確定者には自由な髪形が認められている

 (2)大阪拘置所では作業時に帽子やヘルメットの着用が義務付けられており、長髪でも安全管理に支障はない

 (3)逃走防止のために受刑者の見た目を統一する必要があるとしても、服装をそろえれば足りる

 (4)希望者には自分の費用で調髪させれば、施設の財政負担が軽くなる

 さらに、男性の髪形は女性に比べて制限されているのは、「国民は法の下に平等で性別で差別されない」とした憲法に違反すると主張。また、世間には受刑者と同じ髪形をしている男性がほとんどいないとして、「出所すると周囲に元受刑者とバレてしまい、社会復帰の妨げになる」とも訴えた。

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