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【関西の議論】東大生産研が和歌山・加太に滞在型ラボ 地元密着で漁港の町の活性化策練る

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【関西の議論】
東大生産研が和歌山・加太に滞在型ラボ 地元密着で漁港の町の活性化策練る

東京大学生産技術研究所の研究拠点となる古民家。ここから情報が発信される=和歌山市 東京大学生産技術研究所の研究拠点となる古民家。ここから情報が発信される=和歌山市

 さらに公共下水道の未整備も移住・定住の大きな妨げだ。28年度時点での下水道の普及率はわずか4・3%で、市の担当者は「移住推進には下水道の整備が不可欠」と話す。

 市が同研究所の協力を得て活性化に取り組む背景には、こうした事情がある。

産官学合同のまちづくり

 4月には地区の活性化策を検討するため、市と同研究所に加え、地元企業などから関係者約30人が集まり初の連携会議を開催、産官学それぞれの目線から加太の魅力や移住への課題などについて話し合った。

 これに合わせ、市は担当12課が参加するプロジェクトチームを発足。今後は同研究所と連携し、加太地区の古い町並みを生かしたまちづくりや自然や歴史の魅力の発信を進め、移住・定住の推進を図っていく。同地区周辺は大型テニスコートや人気の高いサーフィンスポットがある海水浴場などスポーツ環境も整っており、合宿や大会の誘致などでスポーツの拠点も目指すという。

 青木氏は「取り組むべき課題はたくさんある。地元の内側から活性化に向けた意識を高め、ゆくゆくは全国に先駆けた地方活性化のモデルケースにしたい」と話している。

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