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【関西の議論】大相撲土俵の女人禁制議論が再燃か? 女性市長が企画の集会や夏巡業再開で

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【関西の議論】
大相撲土俵の女人禁制議論が再燃か? 女性市長が企画の集会や夏巡業再開で

 「舞鶴市の一件があってアピールしているのでは」という質問には、「議論するタイミングだと思った」と答えた。また、「宝塚市には男子禁制の宝塚音楽学校があるが」との指摘には、「宝塚歌劇は男性が裏方として舞台の上に立つことがある。男子校、女子校みたいなもので話が違う」と主張した。

 中川氏の発言には、全国の女性市長から賛同の声が上がった。仙台市の郡和子市長(61)や東京都三鷹市の清原慶子市長(66)から賛同する内容の連絡があったといい、中川氏は「今後は全国の女性市長らと連携を深めていきたい」と意気込む。

批判的意見8割、根強い伝統意識

 ただ、宝塚市によると、5月18日までに電話やメールで寄せられた市民からの意見のうち約8割は中川氏に批判的な意見だったという。「女人禁制は悪しき伝統だ。時代錯誤だ」などと好意的な意見も104件あったが、「相撲には伝統がある。伝統を女性差別の問題にすり替えている」「国技や伝統を重んじるべきだ」といった批判的な意見が408件に上った。

 これまでも、相撲ファンや一般市民からは女人禁制に賛成する声が多く出ている。

 東海大体育学部の生沼芳弘教授らが平成16年から3年間、大相撲の観客に行った意識調査によると、「女人禁制を守るべきか」という問いに対し、「守るべき」と答えた割合は、16年で65・5%、18年で72・6%、19年で64・1%といずれも半数以上となった。

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