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工藤会裁判 元警部銃撃実行役、上層部の関与否定 

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工藤会裁判 元警部銃撃実行役、上層部の関与否定 

 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が起こしたとされる一連の事件のうち、元警部銃撃などの実行役として組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪などに問われ、一審で懲役30年の判決を受けた元組幹部中田好信被告(43)の控訴審初公判が28日、福岡高裁(野島秀夫裁判長)で開かれた。被告側は上層部との共謀を改めて否定。検察側は控訴棄却を求め結審した。判決は7月4日。

 昨年12月の一審福岡地裁判決は、元警部銃撃と歯科医襲撃、女性看護師襲撃の3事件がいずれも工藤会トップ野村悟被告(71)ら上層部の指揮命令で実行されたと認定。被告側は一審同様に「上層部の関与はなく、殺意も認定できない」と主張した。

 一審判決によると、中田被告は野村被告の指揮命令に基づき、工藤会の捜査を長年担当していた元福岡県警警部を北九州市で平成24年に銃撃し、26年には港湾利権に絡んで漁協幹部の親族だった歯科医を襲撃した。福岡市で25年に看護師が刺された事件では実行役を現場まで送迎した。

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