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【from社会部】タンメンを考える…「大阪人は食べない」、「餃子の王将」メニューにもなし

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【from社会部】
タンメンを考える…「大阪人は食べない」、「餃子の王将」メニューにもなし

「ぎょうざの満洲」のタンメン(同社提供) 「ぎょうざの満洲」のタンメン(同社提供)

 中華料理店に入ると、たまに食べたくなる料理があるが、大阪では、たいていの場合、メニューになく、やむなく断念してしまう。

 タンメンという麺料理だ。塩味のスープ麺で、もやしやキャベツ、タマネギなどの野菜が大量に盛られ、店によっては山のようになっており、野菜不足を補うにはうってつけ。東京ではポピュラーで、値段も安く、人気がある。

 だが、大阪では、この料理はあまり知られていない。ピリ辛のタンタン麺や、ワンタンが入ったワンタンメンと勘違いされてしまうことも多い。

 実際、大阪・ミナミ(大阪市中央区)で、30人に聞き取り調査したところ、食べたことがあると回答したのは6人だけ。しかも、うち3人は「記憶がうっすらしている」「出張で食べた気がする」などというはっきりしない答えだった。

 京都市で創業した「餃子の王将」のホームページ(HP)で、「北陸・東海・関西・四国・中国(鳥取・島根・岡山)」の基本メニューを見ると、チャンポンや五目そばはあるが、タンメンはない。これに対し、埼玉県で創業し府内にも店舗がある「ぎょうざの満洲」のHPで、関西の基本メニューをみると、タンメンが盛り込まれているが、五目そばやチャンポンはなかった。

 全国中華料理生活衛生同業組合連合会会長の小林芳春さん(85)は「タンメンは東京ではどこでもあるが、大阪では扱っている店はほとんどない」と指摘する一方、「大阪では、白菜などを使う五目そばが好まれている」という。

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