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【WOMEN】使命感と好奇心…自衛官から公立高校の校長に

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【WOMEN】
使命感と好奇心…自衛官から公立高校の校長に

「常に進化する自分でありたい」と話す竹本三保さん 「常に進化する自分でありたい」と話す竹本三保さん

 元自衛官として初の公立学校長になり、民間人女性としても初の公立高校長を務めた竹本三保さん(62)=現奈良県教委参与=が、5年間の“高校校長生活”をふり返った著書「56歳の青春宣言-女性自衛官校長になる」(星湖舎刊、税別1700円)を出版した。国防から教育の世界へ。転身の原動力は、使命感と好奇心。パワーあふれる竹本さんの言葉が、働く女性に勇気をくれる。

 竹本さんが校長を務めた大阪府立狭山高校は、大阪府の南河内地域に位置する大阪狭山市半田にある。

 平成24年の初出勤の日、玄関で待ち構えていた教員から、「匍匐(ほふく)前進で来られるかと思ってました」という言葉で迎えられた。

 「元自衛官の校長が来るということで、先生方も戦々恐々だったのでしょう。私も負けずに『海上自衛官でしたから、めったに匍匐前進はしないので…』と返しました」と笑う。

■海上自衛官として「生き残りかけた戦い」

 小学校から大学までずっと女子校。大学卒業と同時に飛び込んだ自衛隊は、全く逆の男性社会。30年以上前のこと、女性であるがゆえの職域制限も多く、「自衛隊に女はいらない」「子供を産むなら仕事を辞めろ」など、今で言うセクハラやパワハラも受けたが、女性幹部候補生の草分けとして、自衛隊に存在し続けるために「生き残りをかけた戦い」に挑み続けた。

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