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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】金本V構想は投も打も崩壊寸前…監督力を問われる2週間

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
金本V構想は投も打も崩壊寸前…監督力を問われる2週間

ああ4番が…ウィリン・ロサリオが捕邪飛に倒れ、選手交代を告げる金本知憲監督。阪神は、首位・広島に1対14という大惨敗 =11日夜、マツダスタジアム(松永渉平撮影) ああ4番が…ウィリン・ロサリオが捕邪飛に倒れ、選手交代を告げる金本知憲監督。阪神は、首位・広島に1対14という大惨敗 =11日夜、マツダスタジアム(松永渉平撮影)

 鉄人のV構想が重大ピンチ!! 阪神は11日の広島戦(マツダ)に1対14という大惨敗。3連敗で16勝16敗の勝率5割です。首位・広島とは4・5ゲーム差ですが、チーム状態を見ると金本知憲監督(50)の構想が投打ともに崩壊寸前なのが見て取れます。投では藤浪晋太郎投手(24)が不調で二軍落ち。打では4番のウィリン・ロサリオ内野手(29)がチャンスに打てない&波が激しすぎる打撃で打線を寸断。優勝争いに生き残れるのか敗走か…指揮官に第2のシナリオはあるのでしょうか? 監督力が問われる2週間になりますね。

■闘将の遺影にV誓った鉄人監督…類い希な能力の藤浪を一軍で再生なぜ無理?

 「今年こそ優勝して星野さんとの夢を叶(かな)えたいです」。そう声を絞り出したのは金本監督でしたね。今年の1月4日に70歳で逝去した元阪神監督で楽天球団副会長の星野仙一さん。開幕直前の3月28日、大阪市内で行われたお別れの会で金本監督は涙を流しながら球界の恩人にVの誓いを立てたはずです。

 阪神にとって2005(平成17)年以来、遠ざかるリーグ優勝。そして、星野仙一さんが「最後の夢」と語った阪神と楽天での日本シリーズの実現。FAで阪神に移籍する道を作ってくれた故人の恩に報いるためにもチームを13年ぶりの頂点に導く…と遺影の前で誓ったのは金本監督でしたね。

 開幕から32試合が消化して16勝16敗。勝率5割をどう見るのか。首位・広島とは4・5ゲーム差です。まだまだ十分にチャンスはあります。いや誰も諦めてはいませんし前に向いて進んでいくしかないはずですね。

 しかし、チームの内情を見ると険しい案件がすぐに見て取れます。投打にV構想を崩壊させかねないような誤算が渦巻き始めているからです。

 まず投手陣。なんといっても藤浪が不調で二軍落ちし、再昇格のメドも立っていません。ここ2年の不振で今季の立ち位置はそもそも微妙でしたね。開幕投手にメッセンジャーが選ばれ、秋山が2番手。藤浪の評価は3番手以降でした。

評論家もOBも「藤浪が先発ローテにいない大誤算」「誰の責任や!」

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