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【銀幕裏の声】「仁義なき戦い」の熱さをもう一度 東映が久々に仕掛ける任侠映画「孤狼の血」(下)

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【銀幕裏の声】
「仁義なき戦い」の熱さをもう一度 東映が久々に仕掛ける任侠映画「孤狼の血」(下)

撮影現場で役所(右)と打ち合わせする白石監督 (C)2018「孤狼の血」製作委員会 撮影現場で役所(右)と打ち合わせする白石監督 (C)2018「孤狼の血」製作委員会

 白石監督は、この考えを「孤狼の血」の製作チームに伝え、話し合い、クランクイン前、役所たち俳優にも、韓国映画の傑作といわれるいくつかのハードボイルド作品のDVDを渡し、「役作りの参考として見てもらいました」と言う。

 そして、白石監督が最も強く意識したのは日本の任侠映画の金字塔「仁義なき戦い」だった。

呉ロケへのこだわり

 脚本の準備のためのシナハン(シナリオ・ハンティング)で、「孤狼の血」の原作小説の舞台となった呉市を訪れた白石監督はこう決意した。

 「アーケード街など昭和63年の雰囲気がまだぎりぎり残っている、この空気感を大切にしたい…。映画は呉市ですべて撮ろう」と。

 広島県での暴力団抗争をテーマにした「仁義なき戦い」は、実は広島では撮影は行われず、京都・太秦の東映撮影所などで行われている。

 「勝ち負けではないが、『仁義なき戦い』に戦いを挑むわけですから、“呉市でのロケ敢行”には強くこだわりましたよ」と白石監督は語った。

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