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【柔道の裏話】小川雄勢「オヤジを超えたい」 花形階級で初の世界選手権へ 直也氏の助言で才能開花 

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【柔道の裏話】
小川雄勢「オヤジを超えたい」 花形階級で初の世界選手権へ 直也氏の助言で才能開花 

 柔道の「花形階級」といわれる男子100キロ超級で、小川雄勢(ゆうせい)(明大)が勢いづいている。4月29日に行われた全日本選手権(東京・日本武道館)では準決勝で敗れ涙をのんだが、直近の大会での実績を認められ、9月の世界選手権(バクー)代表に選ばれた。父はバルセロナ五輪95キロ超級銀メダリストで、全日本選手権を7度制した元世界王者の直也さん。偉大な柔道家の血を受け継ぐサラブレッドは「おやじを超えたい。目標は世界一」と力強い。(岡野祐己)

全日本選抜体重別選手権で優勝し、父の直也氏と握手を交わす小川雄勢(右)=仲道裕司撮影 全日本選抜体重別選手権で優勝し、父の直也氏と握手を交わす小川雄勢(右)=仲道裕司撮影

21歳が描く大きな成長曲線

 小川はこの1年の間で急成長を遂げた。昨年11月の講道館杯(全日本体重別選手権)を制すると、同12月のグランドスラム(GS)東京大会、そして4月の全日本選抜体重別選手権でも優勝を勝ち取った。

 9月の世界選手権代表選考を兼ねた体重別選手権では、粘りの柔道で実績で上回る強豪を次々と下した。準決勝で昨年覇者の王子谷(おうじたに)剛志(旭化成)、決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜に競り勝った。

 どちらの試合も両者が体力を消耗し、技を決めきれない展開だったが、小川は「指導1本の差の勝負になる」と果敢に足技を仕掛けるなど攻め続けた。結局、動きが消極的になった相手が指導3で反則負け。「自分がこの階級で一番強いことを証明できた」と大粒の汗を拭った。

全日本選抜体重別選手権の男子100キロ超級決勝で、リオ五輪銀メダルの原沢久喜(右)を破り優勝した小川雄勢(左)=仲道裕司撮影 全日本選抜体重別選手権の男子100キロ超級決勝で、リオ五輪銀メダルの原沢久喜(右)を破り優勝した小川雄勢(左)=仲道裕司撮影

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