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【脱走受刑者】潜伏の無人別荘、少なくとも2回捜索していた…

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【脱走受刑者】
潜伏の無人別荘、少なくとも2回捜索していた…

平尾龍磨容疑者が潜伏していた空き家=1日午後、広島県尾道市・向島 平尾龍磨容疑者が潜伏していた空き家=1日午後、広島県尾道市・向島

 愛媛県今治(いまばり)市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者の平尾龍磨(たつま)容疑者(27)が脱走し、広島市で逮捕された事件で、平尾容疑者が調べに対し「あと半年で(刑務所を)出られると分かっていたが、それでもつらいので逃げた」と供述をしていることが1日、愛媛県警への取材で分かった。仮出所のことを指しているとみられる。また平尾容疑者が屋根裏に潜伏していた向島(むかいしま、広島県尾道市)の無人の別荘を広島、愛媛両県警の捜索で少なくとも2回点検したものの、当初は気付かなかったことも判明した。

 この別荘の屋根裏にテレビや布団などの生活用品があったことも捜査関係者への取材で判明。愛媛県警は、自身の報道をチェックした疑いもあるとみて調べている。両県警は、付近の防犯カメラの4月24日夜の画像に平尾容疑者に酷似した不審者が写っていたことから、別荘を改めて調べ、生活の痕跡を見つけた。

 別荘には「刑務官にいじめられた」との内容のメモも見つかっており、愛媛県警は動機の裏付けを急いでいる。松山刑務所によると、平尾容疑者は平成27年6月に同刑務所に収容後、昨年12月、開放的施設の作業場へ入った。32年1月に刑期を終える予定だった。脱走前に一般作業者のヘルメットと作業着を着用するなどし、刑務官から叱責を受けていた。

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