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シャープ、4年ぶり黒字 6年ぶり復配へ 液晶好調

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シャープ、4年ぶり黒字 6年ぶり復配へ 液晶好調

決算説明会で記者の質問に答えるシャープの野村勝明・代表取締役兼副社長執行役員=26日午後、東京都港区(萩原悠久人撮影) 決算説明会で記者の質問に答えるシャープの野村勝明・代表取締役兼副社長執行役員=26日午後、東京都港区(萩原悠久人撮影)

 シャープが26日発表した平成30年3月期連結決算は、最終損益が4年ぶりに702億円の黒字(前期は248億円の赤字)に転換した。平成28年8月に台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入り、コスト削減と積極的な販路拡大で急速な業績回復を果たした。6年ぶりに配当を実施することも発表した。

 売上高は前期比18・4%増の2兆4272億円、本業のもうけを示す営業利益は44・3%増の901億円だった。

 主力の液晶関連事業がテレビ販売を中心に好調で、営業利益は前期比10・4倍の370億円。ただ、カメラや電子部品に関する事業は、米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X」の減産などで伸び悩み、同事業での営業利益は35・9%減の51億円だった。

 この日、東京都内で会見した野村勝明副社長は「これまでの流れを止めずに事業拡大に取り組み、収益力の強化、財務体質の改善を図る」と強調した。

 31年3月期の業績見通しは売上高が19・1%増の2兆8900億円、最終利益が13・9%増の800億円。海外の売上比率を一段と高める方針だ。

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