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【JR脱線13年】「命」の花文字、ブルーに…遺族ら200人、再発防止訴え

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【JR脱線13年】
「命」の花文字、ブルーに…遺族ら200人、再発防止訴え

「命」の畑で青い紙を掲げ、走行中の電車に事故の再発防止を訴える遺族ら=兵庫県尼崎市 「命」の畑で青い紙を掲げ、走行中の電車に事故の再発防止を訴える遺族ら=兵庫県尼崎市

 乗客106人の命が失われたJR福知山線脱線事故から13年となった25日、兵庫県尼崎市の事故現場や周辺では、追悼行事などが行われた。「事故を二度と繰り返してはならない」。関係者らは犠牲者の冥福を祈るとともに鉄道の安全を願い、JR西日本に再発防止を訴えた。

 ダイコンの花でつくった「命」の文字が浮かび上がる尼崎市の脱線事故現場近くの畑では、遺族ら約200人が花文字に沿って青い紙を掲げ、走行中の電車に向けて事故の再発防止を呼びかけた。

 花文字は犠牲者への追悼の意を込め、近くの農家、松本三千男さん(82)が、現場から南西約300メートルの線路沿いにある畑で平成21年から毎年続けている。

 畑では、事故で長女の中村道子さん=当時(40)=を亡くした藤崎光子さん(78)=大阪市城東区=やJR西日本労働組合の組合員らが花文字に沿って整列。電車が走行すると一斉に青い紙を掲げ、電車内の運転士や乗客らに命の尊さや事故の再発防止を訴えた。

 藤崎さんは「事故の悲惨さ、そして事故によって奪われた107人の命のことをずっと忘れないでほしい」と話した。

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