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【衝撃事件の核心】造園工事で談合疑惑、発注の大阪・和泉市「把握の必要ない」 何が起きているのか

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【衝撃事件の核心】
造園工事で談合疑惑、発注の大阪・和泉市「把握の必要ない」 何が起きているのか

 そして、この76件を調べてみると興味深い事実が浮かぶ。これらの入札は実質的にすべて、冒頭の「和泉造園緑化協同組合」の加盟業者のみで行われていたのだ。

 一方で組合の非加入業者も参加した計15件の入札では、いずれも最低制限価格で各社が横並びになり、くじ引きで落札者が決まっていた。

市側「把握の必要ない」

 落札率が高いからといって、もちろん談合とは言い切れない。とはいえ、不自然な結果であることは確かだ。そこで市の担当者に聞くと、「組合の存在すら把握していない」という、にべもない回答が返ってきたのだ。以下、記者との一問一答。

--把握していない?

 担当者「はい。把握する必要がない」

--組合業者のときは(落札率が)高く、新規業者が入ったときはくじ引きになる。疑問視しないのか

 担当者「予定価格と最低制限価格を事前公表して、その範囲内の価格になっているので」

--独自に調べないのか

 担当者「価格的には法令上問題がない」

--組合員と非組合員の入札では10%近く落札率に開きがある

 担当者「(どの業者が)組合員であるか把握していないので、おっしゃっている数字の信憑性(しんぴょうせい)は分からず、お答えのしようがない」

 造園工事での談合疑惑を指摘しているのは、オンブズマンだけではない。平成27年12月の市議会でも、市民から情報提供を受けたという市議が質問を行っている。このときも市幹部は「ご指摘の談合の疑義につきましては、ないと認識しております」と述べ、それ以上の踏み込んだ答弁はしていない。

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