産経WEST

【ビジネスの裏側】京阪電車の歴史的“つぐない” 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【ビジネスの裏側】
京阪電車の歴史的“つぐない” 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み

 江戸時代に淀川を航行して京都・伏見と大阪を結んだ旅客船「三十石船」の航路復活に、京阪ホールディングス(HD)が取り組んでいる。舟運(しゅううん)にとってかわった京阪電車の歴史的“つぐない”の意味もこめて大阪市内から伏見までの「水の路(みち)」復興をめざすが、その航路には幾多の関門があるようだ。(石川有紀)

 鉄道がとどめ

 上方落語の題材ともなっている「三十石船」は京都・伏見から大阪・八軒家浜までを一晩かけて下り、上りは両岸からロープで曳いて、旅客を運んだという。その客目当てに「餅くらわんか、酒くらわんか」と飲食物を売る「くらわんか舟」も集まり、淀川は最盛期には千艘以上が行き交うにぎわいだった。

 しかし、京阪電車の大阪・天満橋-京都・五条が明治43年に開通すると、その風景は失われた。「かつて盛んだった舟運に、とどめを刺したのは実は鉄道。われわれがやる必要がある」。京阪HDの加藤好文社長は、長年かかる取り組みへの覚悟をこう語る。

続きを読む

このニュースの写真

  • 京阪電車の歴史的“つぐない” 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み
  • 京阪電車の歴史的“つぐない” 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み
  • 京阪電車の歴史的“つぐない” 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み

関連ニュース

「産経WEST」のランキング