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ズワイガニ水揚げ12%減 29年、鳥取県まとめ

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ズワイガニ水揚げ12%減 29年、鳥取県まとめ

前期比12%減の水揚げ量となった平成29年漁期のズワイガニ漁 前期比12%減の水揚げ量となった平成29年漁期のズワイガニ漁

 鳥取県は、平成29年漁期(29年11月6日~30年3月20日)のズワイガニ漁の結果をまとめた。水揚げ量は824トンと前漁期に比べて12%減ったが、水揚げ金額は22億3千万円で3%増となった。

 今漁期は、前シーズンより1隻少ない23隻の沖合底引き網漁船が操業。水揚げ量は、松葉ガニ(ズワイガニの雄)が243トンで前期比6%増だった一方、親ガニ(雌)は16%減の476トン、若松葉ガニ(脱皮して間もない雄)は23%減の105トンで、それぞれ前期を下回った。

 水揚げ金額は、松葉ガニが11億5900万円(7%増)、親ガニが9億8300万円(3%増)、若松葉ガニが8800万円(32%減)だった。1キロ当たりの平均単価は2706円で、前期より398円上昇。親ガニの水揚げ金額は、統計がある昭和39年以降で最高となった。

 甲幅13・5センチ以上など5つの基準で、目利き人が選別する最上級松葉ガニ「五輝星(いつきぼし)」の水揚げは45枚で、前期(130枚)の3分の1程度。1枚当たりの平均単価は3万0444円で、前シーズンの2万5969円(初競りの最高価格130万円を除く)を4475円上回った。

 県水産試験場は「調査の結果、来漁期は漁獲対象の雄は多いが、その次の世代の生息量が少なく、平成31年漁期以降、漁獲量減少の懸念がある」としている。

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