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近鉄百貨店が営業益大幅増、訪日客で大阪の百貨店軒並み大幅増に

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近鉄百貨店が営業益大幅増、訪日客で大阪の百貨店軒並み大幅増に

 近鉄百貨店が16日発表した平成30年2月期連結決算は売上高が前期比5・9%増の2822億円、本業のもうけを示す営業利益が59・6%増の48億円だった。「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入る本店で、訪日外国人客に人気の化粧品やブランド品などの販売が大幅に伸びたことが寄与した。

 高島屋で大阪店(同市中央区)の売上高が国内店で66年ぶりに首位に立つなど、関西空港を利用する訪日客の増加を背景に、百貨店業界では大阪の店舗の好調が目立っている。

 近鉄本店の30年2月期の免税売上高は、前期の約5・4倍の163億円に膨らんだ。中国人客向けに売り場などを紹介するライブ映像の配信や、海外の旅行会社との提携などが功を奏した。免税売上高は高島屋大阪店が約6割増の240億円、大丸心斎橋店(同市中央区)も約7割増の252億円で、大阪の店舗は軒並み大幅増となった。

 ただ、現状は中国人客に販売が偏っているため、近鉄百貨店が16日に公表した20年度までの中期経営計画は、東南アジアからの集客などを目標に掲げ、多様な地域からの来店を図る。

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