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【大学発 社会をつなぐ】歴史的なキャンパスで建築に没頭 武庫川女子大(中)大学院建築学専攻博士後期課程3年、田中佑奈さん(26)

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【大学発 社会をつなぐ】
歴史的なキャンパスで建築に没頭 武庫川女子大(中)大学院建築学専攻博士後期課程3年、田中佑奈さん(26)

設計課題の制作に励む田中佑奈さん 設計課題の制作に励む田中佑奈さん

 今年2月下旬、武庫川女子大学大学院博士後期課程3年の田中佑奈さん(26)は京都市東山区の祇園(ぎおん)新橋を訪ねた。約350年前から茶屋町として栄え、江戸末期や明治初期の町家が並ぶこの地域は伝統的建造物群保存地区に指定されている。

 建築学を専攻する田中さんにとって魅力の詰まったエリアだ。まち並みのファサード(建物の正面)の特徴を3次元化して分析する研究を進めており、今春から博士論文としてまとめる執筆テーマに据えている。「まちを歩くたびに新しい発見がある。研究に心が躍る毎日です」。田中さんは声を弾ませた。

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 堺市出身。昭和期に建てられた築80年以上の住宅で育った。中学生の頃から建築への興味が芽生えたのも「老朽化が進んでいく自宅を、自分で設計を手がけて新しく建て直したい」という思いがあったからだ。

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