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インスタ映え「金魚電話ボックス」撤去-張り紙に訪れた観光客がっかり…水抜かれ、カバー 奈良・大和郡山

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インスタ映え「金魚電話ボックス」撤去-張り紙に訪れた観光客がっかり…水抜かれ、カバー 奈良・大和郡山

水が抜かれ、カバーがかけられた「金魚電話ボックス」=奈良県大和郡山市 水が抜かれ、カバーがかけられた「金魚電話ボックス」=奈良県大和郡山市

 奈良県大和郡山市の柳町商店街で、数十匹の金魚が優雅に泳ぐオブジェ「金魚電話ボックス」の展示が12日、終了した。著作権侵害の指摘を受け、管理する商店街組合が撤去を決めたが、「インスタ映えする」として人気の観光スポットになっただけに、市民や観光客からは惜しむ声が上がった。

 現在、電話ボックスにはカバーがかけられ、「『金魚電話ボックス』撤去のお知らせ」の貼り紙も。この日朝までに水が抜かれたといい、商店街組合は「このような結果になってしまったことを深くおわび申し上げます」と記している。

 著作権侵害を主張していた現代美術作家、山本伸樹さん(62)は展示終了を受け、「当初は撤去を望んでいなかったが、複雑な経過を知り、撤去されてむしろよかったという気持ちだ」とコメント。存続を呼びかけ、街頭で署名活動した同市の元高校教諭、工藤勉さん(66)は「残念の一言だが、これに代わるような大和郡山を盛り上げるアイデアを出していきたい」と話した。

 金魚電話ボックスの撤去を報道で知り、大阪府吹田市から足を運んだ礎谷勝彦さん(74)は「撤去前に一度見てみたかったので残念。さみしいが、しようがない」と肩を落とした。

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