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【浪速風】「アトム誕生」から67年 ロボットは友達か、それとも…(4月12日)

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【浪速風】
「アトム誕生」から67年 ロボットは友達か、それとも…(4月12日)

「鉄腕アトム」を生み出した漫画家の手塚治虫さん=昭和55年1月9日撮影 「鉄腕アトム」を生み出した漫画家の手塚治虫さん=昭和55年1月9日撮影

 産経新聞大阪本社のビルのロビーにロボットがいる。身長120センチほどで、来客に時候のあいさつなどおしゃべりをして、人気者である。各国がしのぎをけずるロボット開発だが、ヒト型は日本の独壇場と言っていい。研究者たちが「鉄腕アトムをつくれ!」を合言葉にしてきたからだ。

 ▼アトムは昭和26年4月に少年漫画誌で「アトム大使」としてデビューした。「10万馬力」や空を飛ぶ姿にワクワクしたが、なにより感情を持つロボットなのが魅力だった。テレビアニメの主題歌には「心やさし ラララ 科学の子」(谷川俊太郎作詞)。手塚治虫さんは人間と共存できるロボット性善説だった。

 ▼世界の考え方は違うようだ。SF作家のアイザック・アシモフは「人間に危害を加えてはならない」「あたえられた命令に服従しなければならない」など「ロボット工学3原則」を発表している。介護の分野などでお世話になることが増えるロボットは、友達であってほしい。

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