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【関西3空港・一体運営始動(上)】神戸効果、旅客5千万人へ 関西エア社長「いい目標だ」

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【関西3空港・一体運営始動(上)】
神戸効果、旅客5千万人へ 関西エア社長「いい目標だ」

 「5千万人? いい目標だ」。関西エアポート社長の山谷(やまや)佳之は昨年12月、自信たっぷりな表情で話した。運営する関西国際空港と大阪(伊丹)空港を合わせた平成29年の旅客数は4358万人。新年度からはこれに300万人規模の神戸空港が運営のラインアップに加わる。5千万人は関西3空港一体運営後、目指すべきひとつの数字といえるだろう。ただ、4月からの3空港体制の始動は、同社の思惑とは若干違っていた。

 需要見通しに甘さ

 関西エアによる関空と伊丹の運営が始まった28年4月、同社に足しげく通う神戸市幹部の姿があった。目的は同市が神戸空港の運営権を売却した場合の感触を探るためだが、関西エアの姿勢は消極的だった。将来的な運営の構想はあったものの「関空の運営が軌道に乗った後の話」(山谷)と捉えていたからだ。

 神戸空港は開港初年度の18年度、319万人の需要予測に対して実際は274万人にとどまるなど見通しの甘さを露呈。さらに関空の運営を妨げない形として、運用時間が午前7時から午後10時まで、1日の発着枠が国内線のみの60便という規制がかけられているのもネックだった。

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