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「二刀流」根尾選手の体くすぐり、じゃれ合い ムードメーカーで貢献 センバツ連覇の大阪桐蔭・奥田一聖内野手

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「二刀流」根尾選手の体くすぐり、じゃれ合い ムードメーカーで貢献 センバツ連覇の大阪桐蔭・奥田一聖内野手

大阪桐蔭の奥田一聖選手  大阪桐蔭の奥田一聖選手 

 自他ともに認めるムードメーカー。持ち前の陽気な性格で誰よりも人一倍大きい声を出し、チームを盛り上げるのが“仕事”と感じている。四回に先制を許した決勝でも仲間に声をかけて緊張をほぐし、逆転に向けた明るい空気を作り上げた。

 全国屈指の強豪校で知られる大阪桐蔭では、連日の厳しい練習で疲労がたまり、チームに元気がないときもある。「どれだけ疲れていても明るく声を出し、チームを奮起させるのを心がけています」と力強く語った。

 守備位置は遊撃手だが、このポジションは大黒柱の根尾昂(あきら)選手がレギュラーを務める。「投手としても出場する根尾が安心してプレーできるようにするのが役目。悔しさはありますが、個人よりもチームが大事ですから」と笑顔を見せる。

 決勝前には根尾選手と組んで柔軟運動を行い、マッサージ中に体をくすぐるなどしてじゃれ合い、大一番で先発する根尾選手の緊張をほぐした。「根尾がいい気分にならないと勝てない」との思いからだ。試合が始まると選手たちの動きが硬いのに気づき、「肩の力を抜け」などと明るくアドバイス。すると、チームは後半に勝ち越して春連覇を成し遂げ、精神的な面からチームを支えた。「力を出せない場面もあったが、自分がチームに良い影響を与えられたのなら良かった」と胸を張った。

 だが、いつまでも裏方でいるつもりはない。「夏は自分がレギュラーを取るつもりで、また一から練習です」と、昨年、先輩らが逃した春夏連覇を目標に気持ちを新たにしていた。

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